しゃぼん玉とんだ
こどもと暮らす〜今、ここにある未来〜
子どもの頃、“しゃぼん玉”で遊ぶのが好きでした。
近所のお友達や兄弟たちと外に出てよくしゃぼん玉を飛ばしていました。
今、その頃のわたしと同じように、しゃぼん玉が大好きな娘。
先日、そんな娘と公園に行きました。
2人でベンチに座り、しゃぼん玉をフーーーーッ!
フワフワ フワフワ
宙を舞うしゃぼん玉。
そしてそれを必死に追いかける娘。
つかもうと手を伸ばすと「パチン!」
はじけて消えてしまいます。
それでもめげない娘から「もう1回」のリクエスト。
またまた追いかけて、またまたはじけて消えて。
顔いっぱいの笑顔。
とても楽しそうです。
そんな光景を見ていると、思わずこの歌をくちずさんでいました。
♪しゃぼん玉とんだ 屋根までとんだ
屋根までとんで こわれてきえた
これまできっと何度も聞いて、歌ってきただろうけれど、
この続きの歌詞を思い出せませんでした。
スマホで調べて歌ってみる。
それから、近寄ってきた娘と一緒に口ずさむ。
その時に気づいたんです。
「あぁこうやってまた、いろんなことを覚え直していくんだな」と。
お母さんとしての毎日は、
「もう一度、子ども時代をやり直す」
そんな時間なのかもしれません。
今、うちの娘は2歳半です。
その頃の自分がどんなだったか思い出せはしないけれど、
心の奥深くに残っているであろう記憶が、
ひとつ、またひとつと、新しくなっていているのかもしれません。
“娘を見て、私を見る”
「今」という時間のなかに「過去」と「未来」がギュッと詰まっている。
そんなことを教えてくれた娘のしゃぼん玉。
また時間を見つけて遊びに行こうと思います。
2人で歌を歌いながら。
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