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家族の「かたち」

こどもと暮らす〜今、ここにある未来〜

気づけば、もう12月。
2020年も、あとわずかとなりました。

 

この1年を振り返ったとき、
みなさんが得たものはなんでしょうか。

 

わたしたち家族が得たものは、なんでしょうか。

 

多くの人にとって忘れられない1年となったであろう2020年。
わたしたちにとってもそれは同じです。

気のおけない人といつでも会える嬉しさを、
他愛のないお喋りをどこでもできる楽しさを、
どんな場所にでも想いひとつで飛んでいける自由さを、

改めて実感することになりました。

 

そんな、当たり前で尊い毎日を想いながら、
わたしたち家族は一歩、前に進むことができた1年だったと感じています。

 

それはやっぱり、わたしがまた働きはじめたこと。
娘が保育園に通いはじめたこと。
この2つが、大きくわたしたち家族の「かたち」を変えてくれました。

 

2020年のはじめ、こんな感じだった娘。

 

 

この1年で、こんな風に。

ずいぶんと、お姉ちゃんになりました。

身長や体重が増えたのはもちろん、
歩けるようになったし、ひとりでできることも増えて、
自己主張も行動力も、グンっと増しています。

 

毎日の変化はささやかで、見つけることは難しいけれど、
その積み重ねの大切さと偉大さを、娘の成長が教えてくれます。

 

 

仕事を始めてから、夫には、ほんとうに助けてもらっています。

まずは娘の送り迎え。
我が家では夫が担当してくれています。
毎日毎日、お迎えの時間を気にしつつ、たくさんの仕事と格闘してくれています。

そして、お風呂や寝かしつけといった日々のお世話も、
夫が出来ないことは、何もありません。

 

「ほんとうに、ひとりでは子育てができない。」

 

 

夫と娘が仲良くしている姿を見るたびに、いつもそう思います。

 

 

「お母さん」になったら、すべてのことが「子ども」を中心にまわっていく。
「お母さん」は自分のことより、「子ども」を優先するのが当たり前。

 

そう思っていました。

 

だけど、「お母さん」になっても、わたしは「わたし」のままで。
子育て以外にも、やりたいことがたくさん。

 

限られた時間の中で、積み上った「やりたい」ことと、
いつも目の前にある「やらなければいけないこと」に向き合っていく毎日です。

 

娘との時間は、その両方に属していて、
どうしたらいいか分からなくなることが、よくあります。

 

もうすぐ2歳。
今しかない愛らしい姿や時間を横目に、
パソコンに向かわなければいけないとき。

 

ギューッとかたくなった心をふっと救ってくれるのは、
娘を抱き上げる夫の大きな手。

 

その手に、私も娘も、支えられています。

 

そして、笑い合う2人の姿は、
私に「やりたいことを追いかけてもいいんだ」と思わせてくれます。

 

 

いつも何も言わず手伝ってくれる夫ですが、
本当のところ、どう思っているのかはわかりません。

 

嫌な顔せずにそこにいてくれることが答え、と
都合よく解釈していますが、

今度、ゆっくり夫の話を聞いてみたいと思っています。

 

 

もうすぐクリスマス。
日々の感謝を込めて、2人へのプレゼントを探しています。

 

この記事をみなさんに読んでいただけるときには、
しっかり準備が整っていることを願って、
今回の締めくくりとさせていただきたいと思います。

 

 

みなさんも良いクリスマスを。
そして、あたたかな年末を。

 

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次回の更新は2021年1月4日(月)です。
またお会いできるのを楽しみにしています♫

にしむら まさこ

Web媒体を中心に活動するフリーライター。 会社員の夫と娘(1歳)の3人家族 。 出産を機に、家族や子育てにまつわる執筆をスタート。 都会でも田舎でもない、大阪のとある街で暮らしている。 趣味は映画を見ること、本を読むこと、珈琲を飲むこと。

プロフィール

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