日本の心を色にも込めて
みなさん、こんにちは!
ANTASKALANA JAPANスタッフのぷーちゃんです。
例年より暖かい日が続いていますが、
いまちょうど全国で紅葉が見ごろを迎えていますね。
赤、黄、緑…自然の織りなす美しいグラデーションに心を奪われます。
四季のある日本は、古来より自然界からたくさんのヒントを得て
それを生活の中に取り入れてきました。
「色」もそのひとつです。
グレースシリーズはその日本の伝統色を使用しており、
特に長財布は18種類ものラインナップを展開しています。
なぜ、日本の伝統色なの?
なぜ、そんなにもたくさんの色を使っているの?
ここにもアンタカラーナのこだわりが隠れています。
今回は日本の伝統色「和色」を取り入れていることについて
お話ししたいと思います。
古代の日本には白・黒・赤・青の4種類しか色彩をあらわす言葉がありませんでした。
一言で「赤」と言っても、黄色から赤の間の色すべてを「赤」と呼んでいました。
同様に、青から緑の間の色はすべて「青」。
布を草木染めで染める文化を取り入れたことで
日本人の優れた色彩感覚は徐々に言葉で表現されるようになり、
何百種類という色を表す言葉が生まれました。
桜色、牡丹色、薄紅…
若草色、萌黄色、若竹色…
露草色、瑠璃色、紺碧…
色の名前を眺めているだけで、自然豊かな日本の風景が目に浮かびますね。
自然を愛し、自然と調和する生き方をしてきた日本人。
「日本から発信する革製品のブランドとして
日本人の感性や情緒を表現したい。
その感覚を誘う色に出会いたい」
そんな想いから、革の質はもちろん、色味にもこだわりました。
カラフルな革は、はっきりとした原色系のものが多く
思い通りの色味の革に出会うまで時間がかかりましたが、
何百種類もある革の中から日本の伝統色に近いものを選びました。
商品の名前も、和色の響きの美しさ、優雅さをそのまま表現。
グレースシリーズ長財布は、
日本人の美しい感性を色や名前でも表現、発信しています。
ぜひあなたのお気に入りに出会ってくださいね!
次回の更新は12月9日(水)です。
それでは、またお会いしましょう!
日本の伝統色にこだわってつくりました。あなたのお気に入りは何色ですか?
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